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iPod 5G用の動画ファイルを作成する(01)

はじめに・・

Apple iPod 60GB ホワイト [MA003J/A]ついに動画対応のiPodが2005年10月登場した。iTunes Music Store(以下ITMS)にて動画コンテンツを購入する方法もあるが、やはりここは自分の所持している動画をiPodにて見たいもの。しかし残念ながらなんでもかんでも動画ならいいというわけではなく、決まったフォーマットがある。iPod用に作られたフォーマットしたiPod上で再生できない。よって、DivX(AVI)や、WMV、プレイやん用のSD-Video(ASFファイル)などはiPodへ登録できず、見ることができない。さらに、iTunes6ではiPod対応の動画フォーマットを制作することはできない。

いくつかのソフトウェアを使うことで、iPod用の動画ファイルを制作してみよう。動画といっても、DVDやTV等を録画したもの、ネットから入手したAVIやDivX等といった元になるソースがいろいろある。いくつか事例について見ていこう。動画関連の用語集はこちら>>

仕様について

まずは、iPodのハードウェアが対応しているビデオファイルはMP4/M4V/MOV。コーデックはH.264とMPEG-4。細かな仕様は以下の通り・・

H.264・・・最大解像度320×240ドット、ビットレート768kbps、フレームレート30fpsのベースラインプロファイル

MPEG-4・・・最大解像度480×480ドット、最高2.5Mbps、30fpsのシンプルプロファイル、音声は最高160kbpsまでのAAC

この仕様以上でエンコードした場合は、iPodで再生できない。

[ケース01]手持ちの動画ファイルの場合

◆「Quick Time Pro」で作る[Mac & Win対応]

パソコン内に保存してある動画ファイルの場合、アップル社製の「Quick Time Pro」があれば、一発でiPod用に変換してくれる。

Quick Time

Quick Time Playerは、なんらかの形でWindowsを使用していても動画を扱うための必須の機能を提供しているので、組み込まれていることが多い。どちらかというと、プレイヤーよりは、中間フォーマットの変換に使われている。Mac では標準のプレイヤーだ。今回のように書き出したりするには、単なるプレイヤーではなく、有償版「Quick Time Pro」(3,400円)が必要だ。

ダウンロード先:http://www.apple.com/jp/quicktime/download/

エンコードしたい動画ファイルをQuick Timeで開く。

「ファイル」メニューから「書き出し」を選択すると、下記のダイアログがでてくるので、「書き出し」のなかから、「ムービーからiPod(320X240)」を選択し、保存ボタンを押すとiPod用動画ファイルが作られる。

と、簡単に書いてあるが「ムービーからiPod(320X240)」の設定は、H.264フォーマットの動画を作る設定。手持ちのファイルにもよるが、眺めのムービーを書き出すには、ちょっと・・というかかなりエンコード(変換)に時間がかかる。

MPEG-4を使う

なので、MPEG-4を作ってみよう。拡張子は、MP4ファイル。先ほどと同様に「ファイル」メニューから「書き出し」を選択する。ダイアログが出たら「書き出し設定」タブから「ムービーからMPEG-4」を選択し、横のオプションボタンをクリックすると下記の設定画面が出てくる。

参考設定数値

・ビデオフォーマット:MPEG-4高品質
・データレート:786キロビット/秒程度
・イメージサイズ:320X240QVGAを選択
・フレームレート:30を選択
・キーフレーム:自動

白矢印のオーディオタブをクリックして音声関連を設定する。

・オーディオフォーマット:AAC-LC(ミュージック)
・データレート:128kbps
・チャンネル:ステレオ・モノラルの選択
・出力のサンプルレート:44.100kHz
・エンコードの品質:高品質(好みで自由に・・)

最後にOKボタンをクリックして、エンコードしよう。しばらく待つ(元のファイルの時間次第だが)とMPEG-4ファイルが完成する。先ほどのH.264形式よりは速くエンコードできたと思う。

参考までに、デジカメで撮ったmovファイルをMPEG-4書き出したあとの様子。少し暗くなった気もするが、iPodで見た感じ変化はわからなかった。

movファイルは2.7MBだったが、MPEG-4ファイルは1.7MBになっていた。

◆「動画変換君」で作る[Win対応]

windowsを使用しているのなら・・とにかく「動画変換君」が便利で、てっとりばやいだろう。

動画変換君

PSPや3GP携帯の動画変換で有名!フリーウエア。

ダウンロード先:http://www.nurs.or.jp/~calcium/3gpp/

ダウンロードしてソフトを起動すると、どの機器に向けてエンコードするか決める。今回は、iPod用なので「iPod向け」を選択し、選択ボタンを押して終了する。

「3GPP」を起動するとiPod向けに設定されているので、「機種別設定」から画質設定を選んで、エンコード(変換)したいファイルをドラッグ&ドロップする。した瞬間に、エンコード(変換)が始まる。細かい設定ができないが、手持ちのファイルをガンガン変換するなど、何も考えずにエンコードできるのがうれしい。対応フォーマットも豊富なのがうれしい!

iPodへ転送しよう

iPodへの転送は、「iTunes」(6以降)を経由して行う。iPodアイコンにドロップしても、ファイルのコピーだけしか行われない。iTunesのライブラリ画面内に作ったiPod用動画ファイル(mp4またはm4vの拡張子)をドロップする。iTunes内に登録されたら、今度はiPodに転送しよう。このとき、上記の仕様を満たしてないとiPodへ転送できない主旨のエラーメッセージが表示される。出た場合は、もう一度上記の仕様を確認しよう。

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